「M249軽機関銃」の版間の差分

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==派生型==
;M249 PIP
:1985年の改良案に基づき、PIPキットを導入したモデル。事実上の標準モデルである。銃床はオリジナルのスチール管のものから[[M240機関銃]]と類似した形状のプラスチック製銃床のものに交換された。これにより銃床内に反動を軽減する為の油圧緩衝器を取り付けることが可能となった<ref>[http://www.fnhusa.com/le/products/firearms/family.asp?fid=FNF014&gid=FNG008 FNH USA website], M249 description.</ref>。射撃速度を変更する2点切替式ガス規整子は廃止され、高速射撃は不可能となった。火傷防止の為にハンドガードは銃身上部まで拡大され、キャリングハンドルは固定式から折畳式に改められた。また怪我の防止の為に部品の鋭利な箇所は可能な限り面取りが施された。そのほか、二脚、ピストルグリップ、消炎器、照準などが改良されている<ref name="Jane's Information Group-1994">{{harvnb|Jane's Information Group|1994}}</ref>。それ以降も兵員強化計画(Soldier Enhancement Program)および即時実戦反映構想(Rapid Fielding Initiative)の一環として、長年に渡り改良が続けられている。これには改良型の二脚や、プラスチック製弾倉を更新する為の100発および200発用ソフトパック、[[ピカティニー・レール]]の取り付けなどが含まれる<ref name="Jane's Information Group-1996">{{harvnb|Jane's Information Group|1996}}</ref><ref name="Jane's Information Group-1998">{{harvnb|Jane's Information Group|1998}}</ref>。
<gallery>
File:M249 FN MINIMI DM-ST-87-01604 c1.jpg|PIPキット導入前のM249(1986年撮影)