「不定積分」の版間の差分

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その特殊な場合として、<math>n=1</math> で <math>X</math> が閉区間 かつ <math>f</math> を連続とする。
このとき定数 <math>a \in X</math> を固定し、変数 <math>x \in X</math> に対して、<math>x\ge a</math> のとき <math>F(x)=\Phi([a,x])</math>と、また <math>x\le a</math> のとき <math>F(x)=-\Phi([x,a])</math> と置いて得られる関数 <math>F(x)=\int_a^x f(t)\,dt</math> は <math>f(x)</math> の原始関数を与える。従って、ルベーグ積分論における不定積分の特殊な場合から、定数 <math>a</math> を添え字の集合とする原始関数
<math>\int_a^x f(t)\,dt</math>
の集合として、大学初年級以下の範囲における不定積分の部分集合が得られる。