「ホタテガイ」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
78行目:
調理方法にもよるが、近年{{いつ|date=2012年11月}}<!-- See [[WP:DATED]] -->の[[日本]]では生後一年程度の[[稚貝]]から、3- 4年ほどかけて大きくしたものまで、幅広く流通している。[[北海道]]や[[東北地方]]北部のスーパーマーケットでは、貝が[[生食 (曖昧さ回避)|生食]]([[刺身]])用か否かを区別して売られていることも見られる。
 
貝柱は肉厚で淡白だがほぐれやすく、[[食感|舌触り]]と風味がよい。刺身や[[煮る|煮込み]]、バター焼き、[[スープ]]など様々な[[料理]]で使用される。また、乾燥して[[干貝]](干貝柱)にも加工し、一部は日本から輸出もされ、具材や[[調味料]]として利用される。また、俗にヒモ(貝ヒモ)と呼ばれる外套膜も生食したり、[[燻製]]や[[塩辛]]などにして食べる。
 
貝殻以外はほとんどの部位が食べられるが、「ウロ」と呼ばれる[[中腸腺]]は食べても美味しくない上、[[生物濃縮]]により、[[貝毒]]や[[重金属]](主に[[カドミウム]])が集中するため、健康に影響を与える可能性があり、食べない方がよい。ウロは黒緑色で目立つため、素人でも手で容易に取り除くことができる。