「セロファン」の版間の差分

透明で細菌を通さないため、食品のパッケージなど、包装材料として使用される。光沢がよいこと、[[飴]]などをねじって包んだ場合に勝手に解けないこと、手切れ性と呼ばれる、端を持って左右に引っ張ると裂ける性質があり開封しやすいこと、紙の原料として[[リサイクル]]できること、などの特長がある。しかし、熱でそりやすい、水に濡れると強度が下がるなどの問題があるため、近年は[[ポリプロピレン]]フィルムなどに置き換えられている例が少なくない。また、[[水蒸気]]の透過性は高いので、表面に[[ポリ塩化ビニリデン]] (PVDC) を塗布して、バリア性を持たせた防湿セロファンも作られている。
* [[1930年]]に販売が開始された[[セロハンテープ]]の基材として、耐水性をもたせたものが使用されている。
* また、水分はよく通すが、[[ウイルス]]を通さないために[[人工透析]]用の膜としても利用される。
* そのほか、ボタン電池や蓄電池のセパレーターとしても利用される。[[ソニー]]株式会社の「ぶどう糖で発電するバイオ電池」のセパレータとして用いられた例もある。
* [[海水淡水化プラント]]で海水から真水を抽出する為の[[逆浸透膜]]に用いられる。
* 合成化学が発達した現在に於いても透析等の分野では天然素材から製造されたセロファンに及ばない分野がある。