「英雄伝説VII」の版間の差分

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: カルバード共和国の東方人街に一大勢力を有する犯罪組織。組織の規模はルバーチェよりも遥かに巨大である。クロスベルの裏社会を奪い取るためにツァオを派遣した。クロスベルでは表向きには「黒月貿易公司」として貿易業を営んでいる。
; {{Anchor|D∴G教団}}
: 女神の存在を否定している、狂気の教団。「D∴G」の読みは「ディージー」。悪魔を信仰しているとされるが、「女神を否定する」ということからきたものであり、実際は都合がいいので形式的にそうしているようである。「平等」を唱えており、幹部司祭であっても位階そのものはさして高くない模様。名称の「D」は《虚なる神(デミウルゴス)》、「∴」は「ゆえに」を意味し、「G」は「真なる叡智=グノーシス」を意味する。セルゲイ曰く、「ここ数十年間で最悪の事件を起こした最低の奴等」。各国から多数の子供を誘拐して「儀式」と称した非道な人体実験を行っており、「グノーシス」は実験で使用された薬品の総称である。あまりにも凶悪な存在のために、各国の警察と軍隊、遊撃士協会が共同戦線を張って殲滅作戦を行い、更に《結社》や《星杯騎士団》までも《教団》の壊滅に協力したほどである。作戦によって本体は崩壊したものの、《教団》そのものは完全に滅亡するまでには至っていない。
: 一部の幹部が「楽園」と呼ばれる拠点を勝手に創り上げ、議員などの権力者たちに提供して取り込んでいった。
: その正体は、クロイス家が《零の至宝》を奪還するために産み出した傀儡組織であった。
:; 《D∴G教団》殲滅作戦
:: 七耀暦1198年頃に実行された作戦。ゼムリア大陸各地に点在する《D∴G教団》の拠点を一斉に襲撃して《教団》の殲滅を狙った作戦で、各国の警察及び軍隊と遊撃士協会が共同戦線を張り、カシウス・ブライトが総指揮を行った。各拠点での戦闘は熾烈を極め、捕縛された《教団》信者の大半が自決し、更に「儀式」の犠牲となった子供達の無残な遺体が大量に発見されるなど、地獄絵図そのものの光景が繰り広げられた。この作戦で《教団》本体は壊滅したが、大陸各地に残党が潜んで復活の時を待ち受けている。