「ジャー・ジャー・ビンクス」の版間の差分

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'''ジャージャービンクス'''('''Jar Jar Binks''')は、映画『[[スター・ウォーズ・シリーズ]]』の新三部作(『[[スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス|エピソード1/ファントム・メナス]]』『[[スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃|エピソード2/クローンの攻撃]]』『[[スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐|エピソード3/シスの復讐]]』)に登場する[[架空]]の人物。種族は惑星[[ナブー (スター・ウォーズ)|ナブー]]の原住民である[[グンガン]]人で、性別は男性。身長は196cmである。
 
『エピソード1/ファントム・メナス』で華々しくデビューを飾った際のアメリカでの不人気はすさまじいものがあり、2000年の[[第20回ゴールデンラズベリー賞|第20回ラジー賞]]では'''最低'''助演男優賞を受賞し、さらに映画史上もっとも不愉快なキャラクター1位に選ばれてしまった。この不評から『エピソード2/クローンの攻撃』では重要だがほんの数シーン、『エピソード3/シスの復讐』ではたった一瞬のカットでしか登場していない。
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ジャー・ジャーは善意と勇気と陽気さを兼ね備え、同時に幾らかの臆病さとずぼらさと不器用さを持った、非常に親しみの涌く人物である。しかし必ずしも飛び抜けた能力があるわけではない。にもかかわらずジャー・ジャーは歴史の節目節目で本人の能力を遙かに超える大役を自然と担ってしまう傾向にあるようだ。その後の動乱の時代も、アミダラ議員の補佐役として活躍し、故郷ナブーで行われた彼女の葬儀にもボス・ナスと並び参列した。
 
ジャー・ジャーの非常時大権動議の熱弁については、結局パルパティーンの悪事に加担してしまい、銀河系の歴史を大きく歪める結果を生んだ。パルパティーンはこの大権を最大限活用して軍の設立を宣言、果てはクローン大戦・共和国の終焉と繋った。もともと動議は平和を愛する自身の持つ善意の表れでしかなかったが、結果として、共和国の終焉の共犯者となってしまう。
 
== 人気に恵まれなかったキャラクター ==
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しかし動議については女王パドメの意向であったし、またエピソード3にはジェダイやガンレイだけでなくパドメや[[ベイル・プレスター・オーガナ]]など複数の政治家までもそれぞれの思惑で動く描写が入っており、本来はパルパティーンがこの間隙を縫ってのし上がったストーリーであった。
 
しかし、エピソード3ではストーリー簡略化のため、政治家の思惑を示すシーンは撮影済みのものまでほぼ全てカットされており、「ガンレイは無惨に殺されパドメは自責に苦しみ抜いて精神病んだ迎えたのに、ジャー・ジャーは特に悩むこともないまま最後まで生き残った」というある種明快な批判の構図ができてしまった。エピソード3では他にも複数の出番が予定されていたがすべてカットされた。
 
しかしパドメの葬儀には単なる参列者としての登場でなく王家の後ろを一族揃って貴賓として歩くことが許されている。