「海上保安官」の版間の差分

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== 海上保安官と海上保安官補の身分及び階級 ==
海上保安官の多くは、[[海上保安学校]]又は[[海上保安大学校]]の卒業者であるが、[[海上保安庁職員服制]]で最高位とされる[[海上保安庁長官]]は、第43代長官に海上保安庁生え抜きの海上保安官が就任するまで、一貫して上級官庁(現在は[[国土交通省]])の[[キャリア官僚]]が就任してきた。また、[[海上保安庁#管区海上保安本部|管区本部]]長や本庁の基幹職員には国土交通省や、[[日本の行政機関|省庁]]間交流による他省庁職員などの官僚が海上保安官となる場合がある。少数であるが、海上保安庁が採用した一種及び三種採用(理学系、技術系)の職員から海上保安官になるものがいる。
 
海上保安庁法施行令第9条には、一等海上保安監を最高位とし、三等海上保安士補まで12[[階級 (公務員)|階級]]を規定している。但し、同施行令における階級最高位である一等海上保安監の階級は[[人事]]上、その職責によって甲乙に区分されているため階級制度上、一等海上保安監の階級だけで2階級存在している。さらに、部下を指揮する職としての長官、[[次長]]及び[[海上保安監]]が存在し、また、海上保安庁職員服制([[昭和23年]][[運輸省]][[省令|令]]第33号)では、先の3職の[[制服]]を定めていることから、実質的には長官を最高位として学生まで含めると13階級となっている。なお、現在、[[海上保安官補]]([[司法巡査]])は誰も在職しておらず、また海上保安官補の階級である「一等海上保安士補」から「三等海上保安士補」の任命は現在発令されていない。
 
=== 階級・官職名の沿革 ===