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{{出典の明記|date=2011年8月}}
[[ファイル:Rock shed.jpg|thumb|新潟県道24号上のロックシェッド]]
'''覆道'''(ふくどう)とは[[雪崩]]や[[落石]]、[[土砂崩れ]]から[[道路]]や[[線路]]を守るために作られた、[[トンネル]]に類似の形状の防護用の[[建造物]]。道路用のものは「洞門」と呼ばれることが多い。他には覆い工、'''シェッド'''、シェードとも呼ばれる。[[]]対策のものは'''スノーシェッド'''、[[]][[]]対策のものは'''ロックシェッド'''とう。両者を兼ね備えるものもある。
 
== 概要 ==
主に、[[海岸]]沿いや[[]]沿いで[[]][[]]が道路や[[鉄道]]の近くまで差し迫ったところに作られる。[[トンネル]]の一種と捉える説もあるが、覆道の[[]]側は完全に吹き抜けになっていることが多い。トンネルに接続するものも多く見られるが、覆道とトンネルで[[断面]]が変わるためにすぐに見分けがつくことも多い。覆道は断面が長方形のものが多いのに対し、トンネルは円形のものが多い。天井[[屋根]]部分が完全に[[土砂]]に覆われているものもあるが、万が一のときのために作られた、山から数mメートル離れたところに有る覆道もある。

通常[[鉄骨]]または[[鉄筋コンクリート]]製で相当な[[強度]]が求められる。上部は[[落石]][[雪崩]]衝撃[[エネルギー]]を吸収または速やかに側方へ受け流す[[構造]]となっており、通行中の[[自動車]][[列車]][[安全]]確保を図っている。[[建設]][[費用]]も莫大である。
 
<!-- == 脚注 ==