「地形輪廻」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Fukufuku1 (会話 | 投稿記録)
Georaman (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
18行目:
 
== 老年期地形 (old) ==
侵食がさらに進み、地形の起伏が緩やかになった段階。谷の幅が増大して谷底と谷壁の境界が不明瞭となり、尾根や山頂は低く[[丘陵]]となる。河川は比高が少なくなり、谷底が[[侵食基準面]]に近付くにつれて侵食作用は弱まる。侵食が進んだ山地では、しばしば山麓に緩斜面が存在する。これは[[山麓緩斜面]]と呼ばれる。上部の斜面から供給された[[岩屑]」が[[堆積]]している場合や、岩盤が長期にわたって侵食を受けて形成された場合がある。日本の山地における緩斜面は、寒冷な気候環境下での岩屑の移動により形成されたと考えられている。
 
[[山東半島|シャントン半島]]などがその例で、日本では[[北上山地]]、[[阿武隈高地]]など。