「ランベルトのW関数」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
TonyMath (会話 | 投稿記録)
26行目:
 
== 方程式の求解への応用 ==
指数関数を含む方程式の多くは、W関数を用いることで解くことができる。主な方針は、[[未知数]]を含む項を方程式の左辺(あるいは右辺)に寄せ、W関数で解を表現できる ''x e''<sup>x</sup> の形にすることである。例えば、方程式 <math>2^t = 5t</math> を解くには、両辺を 2<sup>''t''</sup> で割り、1=5 ''te''<sup>(−ln(2) ''t'')</sup> と変形する。そして両辺を 5 で割り、−ln(2) を掛ける。すると、−{{分数|ln(2)|5}} = −ln(2) ''t e''<sup>(−ln(2) ''t'')</sup> となる。ここで、W関数を用いれば、−ln(2) ''t'' = ''W''(−{{分数|ln(2)|5}})、即ち ''t'' = −''W''(-{{分数|ln(2)|5}})/ln(2) となる。
 
同様の方法で、''x''<sup>''x''</sup> = ''z''