「全日空横浜サッカークラブ・ボイコット事件」の版間の差分

'''全日空横浜サッカークラブ・ボイコット事件'''（ぜんにっくうよこはまサッカークラブ・ボイコットじけん）とは、[[1986年]][[3月22日]]に[[東京都]][[北区 (東京都)|北区]]の[[国立西が丘サッカー場]]で行われた[[1985年のJSL|日本サッカーリーグ]]第22節、 [[全日空横浜サッカークラブ]]対[[三菱重工業サッカー部]]戦において全日空に所属する6選手によって実行された試合[[ボイコット]]事件である。この事件によりチームは3か月間の公式戦出場停止処分が、6選手には無期限登録停止処分が科せられた<ref name="朝日19860418">{{Cite book|和書|chapter=サッカー協会 「永久追放」を決定 全日空サッカー6選手|title=[[朝日新聞]] |volume= 1986年4月18日 14版 18面 }}</ref><ref name="毎日19860418">{{Cite book|和書|chapter=無期限の登録停止に ”8人サッカー”で協会 全日空6人に厳罰|title=[[毎日新聞]] |volume=1986年4月18日 14版 17面 }}</ref>{{#tag:ref|本事件までに日本国内で選手や監督が処罰された事例としては、[[1973年]]に[[大阪府社会人サッカーリーグ]]の明星クラブの3選手が試合中に審判に暴行を加えたとして無期限出場停止を受けた事件<ref name="朝日19760330">{{Cite book|和書|chapter=永大監督の登録停止 サッカー協会処分 「外人制限に違反」|title=朝日新聞 |volume=1976年3月30日 13版 17面 }}</ref>。[[1976年]]に[[永大産業サッカー部]]がJFAの定める「外国籍選手の登録は1チームにつき3人まで」とする規則を破り合計4選手を登録し試合に出場させていたことが発覚し、監督が無期限登録停止処分を受けた事件<ref name="朝日19760330"/>。[[1978年]][[1月14日]]に行われたJSL2部の読売クラブ対日産自動車戦で、読売の[[ラモス瑠偉|ラモス・ソブリーニョ]]が試合後に日産の選手を追い回したとして1年間の出場停止処分を受けた事件<ref>[[#洋泉社 2008|高野 2008]]、38-41頁</ref>。[[1984年]][[11月11日]]に行われた[[関東社会人サッカー大会]]準決勝の[[栃木サッカークラブ|栃木教員]]対[[読売サッカークラブ・ジュニオール|読売サッカークラブ・ジュニア]]戦で、読売ジュニアの監督らが判定を巡って審判に乱暴な態度をとったとして監督とコーチの2人が1986年3月までの出場停止処分を受けた事件<ref>{{Cite book|和書|chapter=サッカー乱闘事件 読売ジュニアに厳罰 3月まで試合禁止処分|title=朝日新聞|volume=1984年12月17日 14版 19面}}</ref>、などがある。|group=注}}。