「F-CK-1 (航空機)」の版間の差分

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FE53BW (会話 | 投稿記録)
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[[File:IDF F-CK-1A Single Front View.jpg|thumb|250px|正面から見た単座型F-CK-1A<br />F-16と比べると細部に差異が見られる。]]
[[File:IDF F-CK-1B 1622 Display in Chiayi AFB 20120811c.jpg|thumb|250px|側面から見た複座型F-CK-1B。]]
経国の全体の設計はジェネラル・ダイナミクスが協力したこともあってF-16に相似している点が多く見られる。[[ブレンデッド・ウィング・ボディ]]、大型の[[ストレーキ]]、[[翼平面形#クリップド・デルタ翼|クリップド・デルタ]]形主翼が採用されている。
 
フライトコントロールはF-16と同様に[[フライ・バイ・ワイヤ|デジタル・フライ・バイ・ワイヤ]]で操縦桿もパイロットの脇に置かれるサイドスティック方式が採用されている。フラッペロン、全遊動式の[[水平尾翼]]、フルスパン前縁[[フラップ]]など特徴的な点でF-16の技術を取り入れている。エンジンはアメリカ企業との合弁会社によって生産されているビジネス機用の[[ハネウェル TFE731|TFE731]]をベースに開発した{{仮リンク|[[ハネウェル/ITEC F124|label=ハネウェル]]([[:en:Honeywell/ITEC F125ITEC_F124|en|Honeywell/ITEC F124}}]])([[ハネウェル TFE731#派生機種|TFE1042-70]]) [[アフターバーナー]]付き[[ターボファンエンジン]] (推力 41.14kN)でデジタル制御により高い整備性を誇る。エアインテークはF-16とは異なり機のストレーキの下にあり、楕円形の固定式のものである。
 
アメリカ議会の圧力により大推力エンジンを採用できず、エンジン自体は現用航空機としては力不足とされる。それでも、コンパクトな設計により十分な動力性能が与えられている。しかし、自重・最大離陸重量・エンジン推力ともにF-20を多少は上回っているものの大して変わらず、機体性能はそれほど差がある訳ではない。あえてF-20を「性能を満たさない」として採用せず、本機を開発した意義は、少なくとも機体性能面では疑われる。しかし自国での開発・生産を実現した意義は大きく、F-16や[[ミラージュ2000 (戦闘機)|ミラージュ2000]]の採用が決定して以降も、あえて本機の開発と生産が続行される事となった。
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* 空虚重量: 6,486kg
* 最大離陸重量: 12,247kg
* エンジン: {{仮リンク|TFE1042-70|label=ITEC[[ハネウェル TFE1042-70|F124]]([[:en|:Honeywell/ITECITEC_F124|en]]) F124}}[[ターボファンエンジン]] (出力 41.1kN) ×2
* 最高速度:[[マッハ数|M1.8]]
* 固定武装: [[M61 バルカン|M61 バルカン砲]] ×1