「カフリンクス」の版間の差分

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; チェーン式(Chain link)
: フェイスとバッキングを鎖で繋いだ古典的なタイプで[[1640年]]から[[1920年]]頃まで使用された。このチェーン式は[[礼服]]の[[マナー]]では一部で相応しくないとされているところもある(下記のエクステンション式も同様)。
 
; エクステンション式(Extension)
: チェーン式の一種で、あらかじめ袖にカフスリンクを通しておいて、着るときに内蔵されたチェーンが伸びる仕組みになっている。一見するとチェーンが内側のバッキングに隠れているためスナップ式に外見が酷似している。
 
; スウィヴル式(Bullet back closure、Swivel)
: バッキング部がバネになったものが多い。使用方法はT字状のバッキング部を倒してシャツの袖口の外側のボタン穴に通しておく。袖を通してから内側のボタン穴に差し込んで、再び起こしてT字状にする。現在ではもっとも一般的な種類である。
 
; スナップ式(Snap)
: ふたつに分かれておりスナップボタンでつなげるようになっている。ボタンの凹部分と凸部分をそれぞれボタンホールに差し込んでおいて、袖を通してから留める方法で、[[1920年]]から[[1940年代]]にかけて流行した。
 
; 固定式(Fixed backings、Fixed)
: 留め金部分は、固定された棒状になっていて、先の方を引っ掛ける、奥までそのまま挿すだけで留まるようになっているタイプ。フェイスが[[リバーシブル]]になっている物も多い(ダブルフェイスと言う)。
 
; ラップアラウンド式(ロール・カフリンクス)
: カフリンクスを囲むように鎖や金属のメッシュ製のベルトが付いた物だが一部に革のベルトもある。スウィヴル式と兼用の物が多い。小型の鎖を填めてスウィヴル式とラップアラウンド型と切り替えられる物もある。(カフスチェーン、カフスチャーム)がチェーン式とは別のものである。ラペルピンとして用いる物もいる。
 
; 錠前式(パドロック)
:ラップアラウンド式に存在する、金属のメッシュ製のベルトやチェーンを留め具として発展させたもの。
 
; 紐式(Silk Knot)
: [[絹|シルク]]や安価な[[ゴム]]を用いているタイプで気軽な服装に好まれている。
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* [[ネクタイピン]] - セットで用いることもある。
* [[スタッドボタン]]
* [[襟カラー|カラー]]
* [[正装]] / [[礼装]]
* [[背広]]
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* [[フロックコート]]
* [[モーニングコート]]
* [[中田カウス・ボタン]](コンビ名の由来になった)
 
{{被服}}
{{DEFAULTSORTデフォルトソート:かふりんくす}}
[[Category:装身具]]