「秋霜烈日」の版間の差分

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'''秋霜烈日'''(しゅうそうれつじつ)とは、日本の[[検察官]]が付ける検察官記章([[バッジ]])のデザインに対する呼称。バッジそのものを指す場合がある。検察官は身分証明書が制定されておらず、必要な場合は側近である[[検察事務官]]が代理で「検察事務官証票」を提示する。
 
検察官記章は、1950年7月に「旭日と[[キク|菊]]の花弁と菊の葉」をあしらったものとして制定された。このデザインは四方八方に広がる[[霜]]と日差しのようにも見えるため、「秋霜烈日のバッチ」「秋霜烈日章」などとして呼ばれている。秋の冷たい霜や夏の激しい日差しのような気候の厳しさの意味から刑罰・権威などが極めてきびしく、また厳かであるこのたとえが、検事の職務とその理想像をよく表しており、刑罰の厳しさのたとえとしても使われる。