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{{出典の明記|date=2014年7月}}
'''先手'''(せんて)は、2人で交互に着手する[[展開型ゲーム]]で、最初の一手(初手)を着手する側である。初手を着手しない側のことを[[後手]]という。先手と後手の双方を合わせて先後という。先手は先手番(せんてばん)、先番ともいい、後手は後手番ともいう。
 
== 石などの区別 ==
2人で行う[[ボードゲーム]]の中には、両対局者が異なる色の石や駒を使用し、先手と後手の持つ色が決まっているものも多い。
* [[囲碁]]では先手が[[]]石を持ち後手が[[]]石を持つ。
* [[オセロ (遊戯)|オセロ]]では、囲碁と同じように先手に黒・後手に白が割り当てられる。ただし、表裏を塗り分けた同種の石を使う。
* [[チェス]]では逆に先手が白の駒を持ち後手が黒の駒を持つ。
* [[シャンチー]]では先手が[[]]字で書かれた駒を持ち、後手は黒字(あるいは[[]])で書かれた駒を持つ。
 
いっぽう、[[将棋]]では先後で駒の区別はない。駒の向きでどちらの対局者の駒かは区別はされるが、盤面を見て対局者の先後は判断できない。2枚の[[玉将|玉将(王将]]のデザインが異なる(「王将」と「玉将」)ことがあるが、これは先後とは関係ない。

[[カードゲーム]]ではもっぱら、場上でのカードの位置でどちらの対局者のカードかが区別され、先後の区別は付かない。
 
== 先後の決定 ==