「ICD-10 第5章:精神と行動の障害」の版間の差分

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==派生物==
「臨床記述と診断ガイドライン」('''CDDG'''、ブルーブック{{sfn|世界保健機関|date=2008|p=3}})がこのICD-10第5章の最初のものである{{sfn|世界保健機関|2005|p=11}}。「研究用診断基準」('''DCR''', Diagnostic critria for research、グリーンブック{{sfn|世界保健機関|2008|p=3}})は、その注意事項にあるように、臨床概念や合併の多い症状が記述されず、単独で使用できないため「臨床記述と診断ガイドライン」の習熟が先に必要になるが、患者群の選別のために他の障害といかなる点が類似しているといった詳細が含まれる{{sfn|世界保健機関|2008|p=1}}。
 
さらに、世界保健機関の『アルコールと薬物の用語集』(''Lexicon of alchol and drug term'')は、用語を定義し、またICD-10に対応した診断コードが載せられている{{sfn|世界保健機関|1994|p=1}}。これは、例としてF1x.70[[フラッシュバック (薬物)|フラッシュバック]]が、幻覚剤に関したものであるといった定義がなされており{{sfn|世界保健機関|1994|p=38}}、定義関係の把握に重要である。
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**({{ICD10|F|93|3}}) 同胞葛藤障害
**({{ICD10|F|93|8}}) 他の小児期の情緒障害
*** 同一性障害{{sfn|世界保健機関|date=20082005|p=285}}
*** 過剰不安障害{{sfn|世界保健機関|date=20082005|p=285}}
**({{ICD10|F|93|9}}) 小児期の情緒障害、特定不能の
*({{ICD10|F|94}}) 小児期および青年期に特異的に発症する社会的機能の障害