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加工には、まず、完熟したヒョウタンの実を収穫し、ヘタの部分に穴を開ける。そこから棒を突きいれ、果肉をある程度突き崩す。その状態で重石を載せ、水中に漬け込む。
 
1週間-1ヶ月ほど経ってから、表皮を剥がし、腐ってペースト状になった果肉をすべて掻き出して綺麗に洗う。その後で水を取り替え、一週間ほど漬けて腐敗臭を抜いてから陰干しする。乾燥したヒョウタンは、表面に[[柿渋]]や[[弁柄|ベンガラ]]、[[漆]]、[[ニス]]どを塗って仕上げる。水筒や食器など飲食関係の容器に用いる場合は、酒や[[番茶]]を内部に満たして臭みを抜く。

なお果肉の腐敗臭はかなり強烈なので、屋内や住宅密集地での作業は控えること。手にはゴム手袋をするのが望ましい。手に臭いが移った場合、手に[[灯油]]や[[溶媒|有機溶剤]]を塗ってから石鹸で洗うと臭いがよく落ちるが、皮膚に灯油や有機溶剤が付着することは有害なので、勧められない。臭気を抜く方法に、塩素系(キッチンハイター)などの溶液に漬け込むこともも有効である
臭気を抜く方法に、塩素系(キッチンハイター)などの溶液に漬け込むこともも有効である。
乾燥したヒョウタンは、表面に[[柿渋]]や[[弁柄|ベンガラ]]、[[漆]]、[[ニス]]などを塗って仕上げる。水筒や食器など、飲食関係の容器に用いる場合は、酒や[[番茶]]を内部に満たして臭みを抜く。
 
== 毒性 ==