「パーソナリティ障害」の版間の差分

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『[[精神疾患の診断・統計マニュアル]]』では、10種類のパーソナリティ障害を3つのカテゴリに分け規定している。このカテゴリ分類は、ある種の研究のためには有用であるが、一貫した妥当性があるものではなく、異なった群のパーソナリティ障害を同時に有さないということでもない{{sfn|アメリカ精神医学会|2004|p=パーソナリティ障害}}。
 
;A群 (クラスターA), (奇異 (odd type)
:風変わりで自閉的で妄想を持ちやすく奇異で閉じこもりがちな性質を持つ。
* 301.0 [[妄想性パーソナリティ障害]] ''Paranoid personality disorder''
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:幻覚や妄想といった[[統合失調症]]と診断されるような症状はなく、病的ではない程度の風変わりな行動や思考を伴っており、人生の早期に表れそして通常一生持続する{{sfn|アレン・フランセス|2014|p=166}}。しかし、現在ではより受け入れられやすい[[アスペルガー障害]]とすることも多い{{sfn|アレン・フランセス|2014|p=166}}。
 
;B群 (クラスターB), (的群場型 (dramatic type)
感情の混乱が激しく演技的で情緒的なのが特徴的。[[ストレス (生体)|ストレス]]に対して脆弱で、他人を巻き込むことが多い。
 
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:他者に賞賛を求め、自分が特別であろうとし、有名人との関係を吹聴したり、伝説の人物のつもりでいて、他者の都合などは度外視している{{sfn|アレン・フランセス|2014|p=164}}。
 
;C群 (クラスターC), (不安 (anxious type)
不安や恐怖心が強い性質を持つ。周りの評価が気になりそれがストレスとなる性向がある。
* 301.82 [[回避性パーソナリティ障害]] ''Avoidant personality disorder''