「プロスペクト理論」の版間の差分

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一つは、「確率にたいする人の反応が線形でない」というものである。これは、期待効用理論のアノマリーで[[モーリス・アレ#アレのパラドクス|「アレのパラドクス」]]としてよく知られている。もう一つは、「人は富そのものでなく、富の変化量から効用を得る」というものである。これと同様のことを、[[ハリー・マーコウィッツ]]は1952年に指摘している。
 
== 実験 ==
プロスペクト理論の元となった実験は、カーネマンが「一つだけの質問による心理学(psycology of single questions)」と呼ぶ手法による。この手法は、心理学者の[[{{仮リンク|ウォルター・ミシェル]]|en|Walter Mischel}}が用いた方法を参考にしたものである。
 
例えば、以下の二つの質問について考えてみよう。