「食文化」の版間の差分
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たとえば[[ユダヤ教]]には「[[カシュルート]]」や「[[コーシェル]]」と呼ばれる食物規定があり、これはもとをたどれば[[旧約聖書]]において、食べてよいもの、食べていけないもの、一緒に食べてはいけないものの組み合わせ、動物の屠り方、調理法などに関すること細かに記述・規定されていることによるものである。厳格な教派においては現在でもそれを厳格に守っているユダヤ教徒が多い。(教派によっては、いくらか緩くなっているものもある)。Pesaḥペサハ([[過越祭]]、すぎこしのまつり、ニサン月14日の夜、太陽暦で言うと3月か4月の移動日に始まり一週間つづく。)には、先祖がエジプト人の奴隷であった時にモーセに率いられエジプトを脱出しようとした時、神はエジプト中の赤子を殺したが、小羊の血を家の入口に塗ったヘブライ人の家だけは「過ぎ越した」(殺さなかった)という故事を思い起こし、過越祭の最初の晩には「[[セデル]]」と呼ばれる正餐を催し、小羊・苦菜・[[マッツァー]](種なしパン、膨らますための酵母を入れないパン)を食べる。そして「[[ハッガーダー|ハガダー]]」という、出エジプトに関する物語・詩篇を読み、先祖がエジプトでの奴隷の身分から救出されたことを記念する。
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ムスリムは[[ラマダーン|ラマダーン月]](イスラム暦の月のひとつ)には、日の出から日没まで[[断食]] (インドに多い)[[ヒンズー教|ヒンズー教徒]]は牛は聖なるものと考えており、牛肉は食べない(代わりに[[鶏肉]]などをよく食べる)。
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