「官尊民卑」の版間の差分

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'''官尊民卑'''(かんそんみんぴ)とは[[福沢諭吉]]が述べた[[政治学]][[用語]]の一つ。[[政府]]や[[官吏]]などといった[[官]]とされるものを尊いとし、逆に[[民間人]]や[[民間]][[事業]]を卑しそうではないとする[[概念]]である。[[日本]]のような[[絶対主義]]が置かれていた国家では[[君主]]が最高の[[価値]]であり、それに近い者ほど高貴な存在であり、遠ざかるにつれて下賤な存在になるとされていたということから国家の秩序が保たれていた。[[福翁百話]]では官尊民卑というものは人類平等の[[理念]]に反しているということから批判されており、これを矯めるためにはどうすれば良いかが述べられていた。
あくまでも個人の思想であるが故に、主義的要素が含まれている存在に近い。
 
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