「満月」の版間の差分
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月齢と十五夜を正確に。新月を注釈に。 |
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{{Otheruses|満月|1991年公開の映画|満月 MR.MOONLIGHT}}
[[ファイル:Full moon.png|thumb|right|満月]]
'''満月'''(まんげつ)とは、[[月]]と[[太陽]]の[[黄道座標|黄経]]差が180度となること、あるいはその瞬間。これを'''望'''(ぼう)ともいう。またこの時に見られる月の形をも指す。これを'''望月'''(ぼうげつ・もちづき)、'''盈月'''(えいげつ)ともいう。[[月齢]]は
▲[[月齢]]は,13.8〜15.8であることが多く、平均では14.8である。[[月相]]は14。[[太陰暦]]では,十五日か十六日であることが多いので、満月の日の晩を'''十五夜'''とも呼んだ。満月は、ほぼ日没とともに東の空に昇り、明け方には西の空に沈む<ref>これ以降は月の出がおよそ50分ずつ遅くなる(即ち[[新月]]では、太陽と同じく朝に出てきて夕方には沈む)。</ref>。
== 天文 ==
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満月のときは地形がよく見えるほど地上を明るく照らす。
満月はしばしば鑑賞の対象となり、[[月見]]が行われた。特に秋の満月は美しく、
満月には不思議な力があるとも、満月の夜には犯罪が増えるとも言われていて、これを証明するデータも存在しているとされる<ref>[http://www.narinari.com/Nd/20091212775.html 満月の夜は暴力的な患者が増加、豪病院看護師が月と急患の関係を調査。Narinari.com 2009/12/15 12:32]</ref>が統計的には疑わしく、また[[機序]]はまったく不明である。
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{{節stub}}
[[File:Supermoon comparison.jpg|thumb|right]]
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地球を周回する月の[[公転]]軌道が[[楕円]]のため地球と月の距離は変化しているが、中でも地球に最も近づいたとき([[近地点]])に満月または[[新月]]を迎えることを'''スーパームーン'''
1年に1回のペースで見られる。[[2011年]]のスーパームーン(地球から月までの距離:35万6577km)では、地球から最も遠い距離(遠地点・同約41万km)にあるときの満月と比較して14%大きく見え、30%程明るく観測された ([[NASA]])。また、特に最接近して近地点から前後1時間以内に満月を迎えることを「エクストリーム・スーパームーン」
元々は[[占星術]]の概念というのは、誤った概念である。少なくとも「[[黄道12宮]]と[[10惑星]]」を基本とする古典西洋占星術に於いて「スーパームーン」の概念はない。ただし、昨今占術師たちによって古典西洋占星術をベースとして編み出されているオリジナル占法については、この限りではない。スーパームーンの時には大規模な[[自然災害]]や社会的な暴動など不吉なことが起こると一部で騒がれているが、実際には潮位の[[潮汐|干満]]差が少し大きくなる程度で、これらの関連付けは科学的根拠がないものである<ref name="karapaia120502" /><ref name="kotobank-supermoon" />。ただし、深さ40km以内の比較的浅い地点で起こる[[地震]]については、月の[[引力]]により[[断層]]にかかる力が大きくなればなるほど地震が発生しやすくなるという学説もある<ref>月の引力が地震を誘発、日本の研究員ら米科学誌に発表(読売新聞 2004年10月22日)</ref><ref>米科学誌[[サイエンス]]電子版 2004年10月22日、[[防災科学技術研究所]]田中佐千子ら・米[[カリフォルニア大学ロサンゼルス校]]</ref>。
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