Wikipedia

「都道府県章」の版間の差分

履歴の双方向閲覧
← 古い編集新しい編集 →
削除された内容 追加された内容
ビジュアルウィキテキスト
Fujikawa Kazuto (会話 | 投稿記録)
10,284 回編集
Fujikawa Kazuto (会話 | 投稿記録)
10,284 回編集
全国知事会のリンクを修正、シンボルマーク追加
7行目:
 
=== 制定時期 ===
現行の都道府県章の多くは[[1960年代]]、特に各地で「[[明治]]百年」記念行事が開催された[[1968年]]（昭和43年）前後に制定されているが、現在使われている都道府県章で最も古い[[千葉県]]の[[千葉県旗|県章]]は[[1909年]]（明治42年）に制定されたものである。[[東京都旗|東京都章]]は[[1943年]]（昭和18年）制定だが、デザイン自体は[[1889年]]（明治22年）に制定された旧[[東京市]]の市章を転用したもので千葉県よりも古い<ref>国民文化協会、152ページ。</ref>。現在は[[1989年]]（[[平成]]元年）に制定された[[東京都シンボルマーク|シンボルマーク]]（通称「[[イチョウ|いちょう]]マーク」）の方が多く使用されており、[[全国知事会]]のウェブサイトにもシンボルマークのみを掲載している<ref name="nga">[http://www.nga.gr.jp/pref_info/symbol/symbtoptokyo.html 東京都道府県のシンボル（県章・花・鳥・木）]（全国知事会）</ref>。
 
千葉県と東京都以外では[[1911年]]（明治44年）の[[大分県]]、[[1912年]]（明治45年<!--1月14日付なので大正元年ではない-->）の宮崎県、[[1921年]]（[[大正]]10年）の兵庫県、[[1926年]]（大正15年<!--10月1日付なので昭和元年ではない-->）の群馬県、[[1932年]]（[[昭和]]7年）の[[岐阜県]]、[[1936年]]（昭和11年）の佐賀県の7県が、[[1945年]]（昭和20年）の[[太平洋戦争]]終結以前に制定された県章を現在も使用している。平成以降では1989年（平成元年）に愛媛県が3代目、[[1991年]]（平成3年）に茨城県が2代目、[[長崎県]]が初代の県章を新たに制定した。
17行目:
 
=== 県旗で代用されることが多い県 ===
兵庫県の[[兵庫県章|県章]]は現在ほとんど使用されておらず、[[1964年]]（昭和39年）に制定した[[兵庫県旗|県旗]]のデザインで代用されることが多い。愛媛県も同様に[[愛媛県章|県章]]でなく[[1952年]]（昭和27年）に制定した[[愛媛県旗|県旗]]のデザインで代用されることが多い。全国知事会のウェブサイトや[[日本郵便]]発行の『郵便番号簿』では、両県とも県章でなく県旗が掲載されている<ref name="post">[http://www.post.japanpost.jp/zipcode/dl/bangobo/ 郵便番号簿PDF]</ref>や<ref>[http://www.nga.gr.jp/pref_info/symbol/hyogo.html 兵庫県のシンボル]（全国知事会のウェブサイトでは）</ref name="><ref>[http://www.nga".gr.jp/pref_info/symbol/ehime.html 愛媛県のシンボル]（全国知事会）</ref>、両県とも県章でなく県旗が掲載されている。
 
群馬県では県章を使用するのが通例であるが、県章と一部デザインが共通する1968年（昭和43年）制定の[[群馬県旗|県旗]]シンボルを使用する場合が稀にある。
 
=== 別にシンボルマークを制定している県 ===
鹿児島県の県章は[[鹿児島県旗|県旗]]と同じデザインであるが、一部でデザインに批判があることから[[1994年]]（平成6年）にシンボルマークおよび東京都と同様のシンボル旗が制定されて以降は県章と県旗がほとんど使用されなくなっている。新潟県と佐賀県では県章よりも共に[[1992年]]（平成4年）制定のシンボルマークが比較的多く使用されている。この3県と東京都は『郵便番号簿』に都道府県章でなくシンボルマークの方を掲載しているが<ref name="post" />、全国知事会のウェブサイトにはシンボルマークのみ掲載の東京都と異なり県章とシンボルマークの両方を掲載している<ref>[http://www.nga.gr.jp/pref_info/symbol/niigata.html 新潟県のシンボル]（全国知事会）</ref><ref>[http://www.nga.gr.jp/pref_info/symbol/saga.html 佐賀県のシンボル]（全国知事会）</ref><ref>[http://www.nga.gr.jp/pref_info/symbol/kagoshima.html 鹿児島県のシンボル]（全国知事会）</ref>。このうち、佐賀県は[[佐賀県章|県章]]と[[佐賀県旗|県旗]]のデザインが異なっており、前述のシンボルマークと合わせて3種類のデザインを持っている。
 
新潟県と佐賀岐阜県では県章よりも共とは別に[[19921991年]]（平成43年）制定のシンボルマークが比較的多く使用されてい存在する。こが<ref>[http://www.nga.gr.jp/pref_info/symbol/kagoshima.html 岐阜県の3県と東京都は『郵便番号簿』に都道府県章でなくシンボルマークの方を掲載しているが]（全国知事会）<ref name="post" /ref>、使用機会は[[カントリーサイン]]など限定的である（全国知事会のウェブサイトにではシンボルマークのみ掲載の東京都と異なり県章とシンボルマークの両方を掲載しているが、県章の方が優先されている）<ref name=">[http://www.nga" .gr.jp/>。こpref_info/ 「都道府県情報」のうち、ページ]で東京都・新潟県・佐賀県・鹿児島県は[[佐賀シンボルマーク、兵庫県章|県章]]と[[佐賀愛媛県旗|は県旗]]のデザインが異なっ使用されておりいるが、前述の岐阜県はシンボルマークと合わせて3種類でなく旧来のデザインを持ってい県章である。</ref>。
<gallery>
 
ファイル:PrefSymbol-Tokyo.svg|[[東京都シンボルマーク]]
岐阜県では県章とは別に1991年（平成3年）制定のシンボルマークが存在するが、使用機会は[[カントリーサイン]]など限定的である（全国知事会のウェブサイトでは両方を掲載しているが、県章の方が優先されている）<ref name="nga" />。
ファイル:Symbol_mark_of_Niigata_Prefecture.svg|新潟県シンボルマーク
ファイル:Symbol_mark_of_Gifu_prefecture.png|岐阜県シンボルマーク
ファイル:Symbol_mark_of_Saga_prefecture.png|佐賀県シンボルマーク
ファイル:Gthumb.svg|鹿児島県シンボルマーク
</gallery>
 
== 都道府県章の一覧 ==
下図は[[モノクローム|白黒]]で表示しているが[[北海道]]や[[宮城県]]、山形県、[[福井県]]、愛媛県など都道府県によっては具体的な[[色|配色]]を告示で定めている場合がある。また、前述の通り石川県のものは県章でなく「県旗標章」である。
[[ファイル:Japanese Prefectural Emblem.png|800px880px|center|都道府県章の一覧]]
 
=== 過去の県章等 ===
<gallery>
ファイル:Emblem_of_Karafuto_Prefecture.png|[[樺太庁]]
</gallery>
 
== 参考文献、注釈 ==
48 ⟶ 58行目:
 
== 外部リンク ==
* [http://www.nga.gr.jp/pref_info/symbol/f_symbo.html 各都道府県のシンボル]（全国知事会ホームページ（シンボル一覧）]
 
{{DEFAULTSORT:ととうふけんしよう}}
「https://ja.wikipedia.org/wiki/都道府県章」から取得