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フランス人の化学者、en:Charles Friedel、18:31, 20 January 2006、より訳
 
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'''シャルル・フリーデル'''(Charles Friedel, [[1832年]][[3月12日]] -– [[1899年]][[4月20日]])は[[フランス]]の[[化学者]]、[[鉱物学者]]である。出生地は[[フランス]]の[[ストラスブール]]。[[パリ大学]]の化学教授だった。
 
1877年、[[ジェームス・クラフツ]]と共に[[フリーデル・クラフツ反応]]を開発した。また、[[ダイヤモンド#人工ダイヤモンド|人工ダイヤモンド]]を製作することを試んでみていた。
 
==経歴==
1850年から[[ストラスブール]]で自然科学を学び、1852年に[[パリ大学]]に移った。1856年から1870年まで鉱業科 (Écoles des mines) で鉱物を収集する研究員として働いた。この間、薬学科 (École de Medicine) の[[アドルフ・ウルツ]]の研究室で化学の知識を得た。また、ここで1860年にジェームズ・クラフツと出会った。1869年に博士号を取得したのち、1871年に師範学校 (École normal) で講師に就き、1876年に鉱物学の教授となった。1884年にはパリ大学に移って無機化学の教授に就任した。
 
1889年からは有機化合物命名法改正委員会の会長を務めた。
 
==業績==
* 1857年 – 1866年 [[ケトン]]の構造の解明(博士論文)
* 1863年 – 1870年 [[ケイ素]]の原子価と原子量における研究。翌年には酸素を含まないケイ素結合の生成
* 1872年 [[イソプロピルアルコール]]からの[[グリセリン]]合成
* 1877年 無機ハロゲン化合物が芳香族化合物のアルキル化・アシル化の[[触媒]]となることを発見(フリーデル・クラフツ反応)
* 2級・3級[[アルコール]]の発見([[アレクサンダー・ブレスロー]]と平行)
* [[乳酸]]と[[ピナコロン]]の構造の解明
 
[[Category:フランスの化学者|ふりてるしやるる]]