「植草甚一スクラップブック」の版間の差分

『'''植草甚一スクラップブック'''』（うえくさじんいち すくらっぷぶっく）は、[[晶文社]]からで刊行された「[[植草甚一]]の エッセイ集」でJ・J大全集と銘打たれていた。全40巻および＋別巻1が1（作家・作品論）で三期に分け、[[1976年]]から[[1980年]]にかけ三期に分けて刊行された。

[[ジャズ]]、[[映画]]、小説、ファッション、[[雑学]]など様々なジャンルの評論やエッセイで構成されている。植草甚一の死没後、次第に絶版になる点数書目が増え、2000年頃には高値の古書にも高値がつくようになった。

途中途から付録の月報には、著者自身の[[コラージュ]]と手書きの文字で書かれた「植草甚一日記」が掲載されるようになったが、古書では月報欠落しているものも多く完全には揃えるのが困難だった。この日記だけを集め成したもの『植草甚一コラージュ日記』（2冊・瀬戸俊一編）が、2003年に[[平凡社]]からで刊行されている。

晶文社で2004年9月、晶文社からより復刊が開始され、月に3冊ずつの刊行でされ完結した。