「ブルックフィールド・プレイス (ニューヨーク)」の版間の差分

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'''ワールドフィナンシャルセンター''' (World Financial Center) とは、[[アメリカ合衆国]]・[[ニューヨーク]]の[[ロウアー・マンハッタン]]にある、4棟の超高層オフィス[[超高層ビル|ビル]]といくつかのビルから成る施設である。日本語での表記は、ニューヨーク世界金融センター。WFCと略されることもある。
 
[[カナダ]]の[[トロント]]に本拠を置く大手不動産業者ブルックフィールド・アセット・マネージメントの子会社、ブルックフィールド・オフィス・プロパティーズがWFCを取得しており、さらに2013年には北に隣接する[[ニューヨーク・マーカンタイル取引所]]ビルも買収し、WFCに組み入れた。2014年、ブルックフィールドはWFCを'''ブルックフィールド・プレイス'''(Brookfield Place)と改名した。
 
== 概要 ==
これらのビルの建つ[[バッテリー・パーク・シティ]]地区は埋立地で、東隣の[[ワールドトレードセンター (ニューヨーク)|ワールド・トレード・センター]](WTC)建設の際に出た土砂や瓦礫で造成された場所である。ワールドフィナンシャルセンター・コンプレックスはカナダのトロントにあった世界的な不動産会社オリンピア・アンド・ヨーク(1993年破綻)が開発に着手し、[[1985年]]から[[1988年]]にかけ、数多くのオフィスビルを手がけている[[シーザー・ペリ]]の設計で建設され、近くにある[[ウォールストリート|ウォール街]]の金融機能の一端を担うビルとして多くの金融機関本社が入居した。[[2001年]][[9月11日]]に発生した[[アメリカ同時多発テロ事件]]で、ツインタワーが崩れ落ちた時の爆風と落下物によってワールドフィナンシャルセンターも大きく損傷したが、[[2002年]]5月には元通りに補修が完了。現在は通常業務が再開されている
 
== 施設 ==
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以下は、現在のワールドフィナンシャルセンター内の企業の入居状況など。
 
*'''[[ワンワールドフィナンシャルセンター]]'''('''200リバティー・ストリート'''、[[1986年]]完成、高さ176 m、40階建て)
**[[デロイト トウシュ トーマツ]]
**[[ダウ・ジョーンズ]]
**[[フィデリティ・インベストメンツ]]
*'''[[ツーワールドフィナンシャルセンター]]'''('''225リバティー・ストリート'''、[[1987年]]完成、高さ197 m、44階建て)
**[[コメルツ銀行]]
**[[デロイト トウシュ トーマツ]]
**[[メリルリンチ]]
**[[野村グループ]]
*'''[[スリーワールドフィナンシャルセンター]]'''('''200ヴィージー・ストリート'''、[[1986年]]完成、高さ225 m、51階建て)
**[[アメリカン・エキスプレス]]
**[[ベリングポイント]]
**[[証券取引委員会|アメリカ証券取引委員会]]
*'''[[フォーワールドフィナンシャルセンター]]'''('''250ヴィージー・ストリート'''、[[1986年]]完成、高さ152 m、34階建て)
**[[メリルリンチ]](100%)
*'''ウィンターガーデン'''([[1988年]]完成、2WFCと3WFCの間にあるガラスドーム・商業施設)