「マイ・フェア・レディ (映画)」の版間の差分

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== ストーリー ==
[[言語学]]が専門のヒギンズ教授はひょんなことから、[[下町]]生まれの粗野で下品な言葉遣い([[コックニー]]英語)の花売り娘イライザをレディに仕立て上げるかどうかをめぐってピカリング大佐と賭けをすることになる。怠け者のドゥーリトルが殴り込んできたり前途多難。なかなかh音を出すことができないし、【ei】を【ai】といってしまうため、矯正のための詩「スペインの雨」[[:en:The Rain in Spain|(The Rain in Spain)]]がなかなか発音できない。どうにかできるようになって「踊り明かそう」を歌う。試しに淑女たちの社交場である[[アスコット競馬場]]に行ってみる…。そんなイライザに富裕階級のフレディーは恋をしてしまい、「君住む街角で」ぶらつき歩く。「運が良けりゃ」と歌っていたドゥーリトルは皮肉にも金持ちになってしまう。ヒギンズ教授は初めから義務感でつきあっていたものの、徐々に彼女のことが忘れられなくなっている自分に気づく。しかし、イライザは言葉と同時に自分というものを得ていく…。まだまだ階級社会の文化が色濃く残る[[イギリス]]社会を舞台に繰り広げられる[[ロマンティック・コメディ]]。
 
== キャスト ==
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* 映画がアカデミー賞の主要部門を総なめする中、ライバル候補の[[ジュリー・アンドリュース]]に奪われる形でオスカーを逃してしまったオードリーの悔しさは相当なものであったらしく、授賞式後に周囲に激しく八つ当たりする映像が残っている。
* この映画の言語学考証を担当したのは[[ピーター・ラディフォギッド]][[:en:Peter Ladefoged|(英語)]]だった。RP([[容認発音]])を操る大言語学者で、ヒギンズ教授のグラモフォンから聞こえてくるのはピーターの声だし、ヒギンズが[[コヴェント・ガーデン]]でイライザに見せるメモ帳の筆跡もピーターのものだった<ref>D.H.エヴェレット『ピダハン』([[みすず書房]])。なお、エヴェレットの調査結果を支持した。</ref>。
* [[2014年]]にはこのタイトルをもじって[[日本映画]]で[[周防正行]]監督の『[[舞妓はレディ]]』が作られ、[[Japan Expo]]の[[Japan Expo]]にも先行上映された。
 
== 楽曲 ==