「破裂音」の版間の差分

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破裂音を調音した後で、閉鎖を一気に開放せず、同じ[[調音部位]]で隙間を作ると[[摩擦音]]が伴うことになる。これを破擦化といい、この2つの音は連続していて音節の切れ目が存在しないので1つの音として扱われ[[破擦音]]と呼ばれる。
 
== 無声・有声・帯気音 ==
閉鎖が解放されてから声帯の振動が開始するまでの時間(VOT: voice onset time)によって、子音は無声音と有声音に分かれる。また、VOT がとくに長いものを[[有気音]](帯気音)と呼ぶ。実際の VOT の長さは言語により大きく異なる。
中国語や朝鮮語のように[[有気音]]と無気音の対立で意味を弁別する言語がある。これらの言語について、無声音と有声音を区別することはほとんどない。ただし、ヒンディー語では有気対無気と有声対無声の両方を区別し、同一調音位置の破裂音について合計四つの音素が存在する。
 
帯気音は原則として無声音である。ヒンディー語のいわゆる「有声帯気音」は、無声の帯気音とは機構が異なり、実際には[[発声#息もれ声|つぶやき声]]である。
 
== テンス ==