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'''エトレチナート'''（
欧米では'''テジソン'''（Tegison）の名で発売されていたが、[[催奇性]]という強い[[副作用]]のために[[1996年]]に[[カナダ]]、[[1998年]]に[[アメリカ合衆国]]で使用禁止となっている。[[日本]]では[[中外製薬]]から'''チガソン'''（Tigason）の名で発売されており<ref name="package_insert">{{Cite web|url = http://database.japic.or.jp/pdf/newPINS/00003926.pdf|title = チガソン|author = 中外製薬|publisher = 日本医薬情報センター|date = 2009-06|accessdate = 2014-09-22}}</ref>、先進国では唯一発売が続けられている。▼
日本国内でも2例の先天異常症例が報告されており、製造元である中外製薬が定期的に注意喚起を行っている<ref name="oshirase_201403">{{Cite web|url = http://www.info.pmda.go.jp/iyaku_info/file/kigyo_oshirase_201403_1.pdf|title = 角化症治療剤チガソン®適正使用のお願い ― 催奇形性について ―|author = 中外製薬|publisher = 医薬品医療機器総合機構|date = 2014-02|accessdate = 2014-09-22}}</ref>。
▲欧米では'''テジソン'''（Tegison）の名で発売されていたが、[[催奇性]]という強い[[副作用]]のために[[1996年]]に[[カナダ]]、[[1998年]]に[[アメリカ合衆国]]で使用禁止となっている。[[日本]]では[[中外製薬]]から'''チガソン'''（Tigason）の名で発売されており、先進国では唯一発売が続けられている。
== 服用時の注意点 ==
ビタミンAの薬との併用は不可<ref name="package_insert" />。ビタミンAの過剰摂取となり肝機能などに悪影響を与える危険性がある。
長期の服用の場合定期的に肝機能と中性脂肪の検査を行う必要がある。
日本では、レチノイド（ビタミンA）の脂溶性が強く、体内に長期間蓄積されることから、'''服用
== 副作用 ==
めったに発生することはないが以下の症状が出た場合医療機関に受診を薦める。
*高熱、ひどい発疹・発赤、唇や口内の爛れ、のどの痛み、水ぶくれ、皮がむける、強い痛み、目の充血（これらの症状は重い皮膚症状である）<br />
*だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が褐色（これらの症状は重い肝臓の重い症状である）
== 脚注 ==
<references />
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