「Kamado Jiko」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
編集の要約なし
105行目:
普及の引き金となったのは、Kamado Jiko を作った家庭に金属製の蛇口をプレゼントするという岸田のアイディアであった。水汲み場に設置した小石・砂・木炭をタンクに入れた簡易浄化装置に加え、Kamado Jiko と蛇口付き素焼き壷により、水道の無い村でありながら、蛇口をひねれば加熱殺菌された安全な水がいつでも飲めるようになった{{Sfn|菊池弥生|2012|p=256}}{{Sfn|環境を考える経済人の会21|2003|pp=7-8}}。素焼き壷は右か左の口にかけておけば、火力の強い中央で煮炊きをする際に余熱で70℃程になる{{Sfn|さくまゆみこ|2010|pp=107-110}}。70℃でほとんどの雑菌が死滅し飲み水として使える事は岸田が専門家に実験を依頼して確認した{{Sfn|環境を考える経済人の会21|2003|pp=5}}。
 
=== 煙突の有無と煙の効用 ===
1991年に Kamado Jiko により色々な問題が解決できたためこれから普及を図ろうという段階では、煙突をつけるか否かは選択に任せていた。岸田は煙突はつけるべきだと考えていたが、「煙突はいらない」という結果になった{{Sfn|環境を考える経済人の会21|2003|p=4}}。