「幽霊屋敷」の版間の差分

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「屋敷」というのは、[[家]]が建っているひと区切りの土地のことで、土地と家屋の両方を含めて指す言葉である<ref name="daijisen_yashiki">大辞泉【屋敷】</ref>。つまり家屋も指すが、家屋が建っているまわりの土地も含んでいる。
 
「屋敷」の1番目の意味は、単に、家とそれが建っている一区画の土地、という意味である。よって、幽霊が出ると言われる[[家]]全般を含んでいる。大小は関係ない。小さな家も、また大きな家や邸宅、館(やかた)も指す。屋敷の大きなほうを延長すれば、王が住むような宮殿(およびその敷地)といったものまで指しうるわけである。 
 
なお最近の若い人は、「屋敷」と聞くと、ついつい辞書の2番目に載っている「土地も広く、りっぱなつくりの大きな家。邸宅。<ref name="daijisen_yashiki" />」といった意味のほうばかりを思い描いてしまうが、それはあくまで2番目の意味である。「屋敷」はもともと第一義としては、大きさは関係なく指す言葉なので、幽霊屋敷と言えば幽霊が出ると言われる小さな家(あるいは小さな家その小さな庭)である可能性はある。
 
最近では、「幽霊屋敷」をかなり広義に解釈して、いわゆる人が住む「家」ではなく、幽霊が出ると言われる[[建物]]全般まで指すような使われ方もしている。例えば、幽霊が出るとされる[[病院]]・[[工場]]・オフィス[[ビル]]等々も指すことがある。