「ダイアトニック」の版間の差分

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これに対して、一つのボタン(ないし鍵盤)を押すと、蛇腹を押しても引いても同じ音が出るようにしてある「押し引き同音式」を、蛇腹楽器の世界では「'''クロマティック式'''」あるいは「ユニソニック」(“unisonic”一音式)と呼ぶ。
 
=== ダイアトニック式は小型化に利と不利 ===
ダイアトニック式(押し引き異音式)は、少ないボタン鍵盤でたくさんの高さの音を鳴らせる、という利点がある(理論的にはボタン数の2倍までの数の音を鳴らせる)。そのため、小型軽量の蛇腹楽器に向いている。その反面「ドレミファ」を鳴らすためには、蛇腹を小刻みに押し引きしなければならぬため、楽器のサイズが大きくなると演奏がしにくくになる。結果として、ダイアトニック式のボタン鍵盤配列は、1kgから6kgくらいのあいだの小型~中型の蛇腹楽器に多い。