「ウェブスター辞典」の版間の差分

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Tahuantinsuyo (会話 | 投稿記録)
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== 海賊版 ==
ウェブスターの[[助手]]を務めた後、主たる競合相手となる{{仮リンク|ジョセフ・エマーソン・ ウスター|en|Joseph Emerson Worcester|label=ジョセフ・ウスター}}や、ウェブスターの娘婿に当たる[[イエール大学]][[教授]]の{{仮リンク|チャンシー・A・ゴールドリッチ|en|Chauncey Allen Goodrich}}は[[1929年]]、ADEL初版の抄録を本人に無断で出版。出典が皆無という違いはあれど、収録語数や定義まで一緒であった。
 
皮肉な事に「原本」よりも大いに売れ、版を重ねたものの、当然の事ながらウェブスターの怒りを買う所となる<ref name="Gove" />。両者はこれに懲りず、ADEL1844年版の抄録を同年に[[ニューヨーク]]のハーパー&ブラザーズ社から出版。
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=== 大辞典 ===
ジョセフ・ウォーセスターが[[1860年]]に革新的な辞典を刊行すると、ジョージ&チャールズ・メリアム社は[[1864年]]、「アメリカ英語辞典」と銘打った大改訂版を作り上げている。イエール大学の[[編集者]]である[[ノア・ポーター]]が編纂に当たり、11万4千項目を収録。
 
同書は[[ドイツ]]の[[哲学者]][[カール・アウグスト・フリードリヒ・マーン]]が中心となり改訂を行ったため、ウェブスター=マーン版とも呼ばれるが、これまでのウェブスター辞典を総点検した、初の大辞典であった。なお、マーンはこれまでウェブスター辞典が依拠していた、[[聖書]]による語源の解釈を排除している。[[1879年]]に4600語以上もの新語や、9700名以上もの著名人を収めた付録の他、[[1884年]]には発音索引を収録した[[補遺]]を発行。