「わが教え子、ヒトラー」の版間の差分

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演説を翌日に控えた12月31日。ゲッベルスとヒムラーの陰謀の「グリュンバウムがヒトラーを暗殺する」という部分だけを偶然聞いたシュペーアは、グリュンバウムを処刑するようにヒトラーに進言するが、ヒトラーはその話を信じようとはしなかった。新年を迎えた深夜、ヒトラーは孤独と不安に追い詰められ、グリュンバウム一家のいる部屋に向かい、グリュンバウム夫妻のベッドで眠りに就く。ヒトラーが眠ったのを確認したエルザはヒトラーを殺そうとするが、グリュンバウムはそれを止めさせる。
 
演説当日の1月1日早朝。グリュンバウムは妻子の安全をヒトラーに約束させ、演説に同行する。しかし、理容師が誤ってヒトラーの髭を剃り落してしまい、激怒して叫び声を挙げたヒトラーは喉を痛めて演説が出来なくなってしまう。ヒトラーはグリュンバウムの声に合わせて口パクすることを提案し、暗殺用の時限爆弾の爆破時間が迫っていたゲッベルスはこれを了承する。グリュンバウムは演説台の下に隠れて演説文を読み始めるが、途中からヒトラーから聞いたトラウマを話始め、ヒトラーの本当の姿を語り出す。しかし、これに激怒したヒムラー、暗殺を実行すると思い込んだシュペーア、監視役のリンゲから銃撃され倒れ込む。銃声に驚き演説台の下を覗き込んだヒトラーは、そこに設置されていた時限爆弾の存在に気付き演説台を離れた。その直後に時限爆弾が爆発し、グリュンバウムは爆発に巻き込まれ死んでしまった
 
== キャスト ==
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