「ウンマ (イスラム)」の版間の差分

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==概説==
コーラン([[クルアーン]])の用法ではウンマは、神([[アッラーフ]])によって[[使徒]](ラスール)を遣わされて'''啓典'''を与えられる人間集団の単位のことである。ムーサー([[モーセ]])のウンマといえば[[ユダヤ教徒]]の共同体のことであり、イーサー([[イエス・キリスト|イエス]])のウンマといえば[[キリスト教徒]]の共同体を意味する。彼らにはそれぞれ[[モーセ五書|律法書]]([[タウラート]])、[[福音書]]([[インジール]])という[[啓典]]が与えられた。しかし、彼らはこれらの啓典を改ざんしたり、ゆがめて解釈したりしているとコーランは主張する。そして、神の言葉をそのままの形で伝える啓典が[[ムハンマド・イブン=アブドゥッラーフ|ムハンマド]]のウンマ、すなわちイスラーム共同体に遣わされたコーランであるとする。
 
こうして信徒共同体の意味を与えられたウンマというアラビア語の単語は、次第に特にイスラーム共同体を指して言うようになり、イスラームを含めた個々の共同体には「[[ミッラ]]」という呼称が広まる。
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[[Category:イスラム教]]
[[Category:イスラームの組織|*]]
[[Category:アラビア語の語句]]
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