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[[1924年]]([[大正]]13年)に創刊。創刊者は科学解説者としても高名だった[[原田三夫]]。[[第二次世界大戦]]以前より続く歴史もあり、その時代の科学や技術などを紹介した。
 
戦前は日本国内のみならず、[[台湾]]、[[朝鮮半島]]、[[満州]]、[[南樺太]]等、当時、日本の主権の及んでいた地域でも購読されていた。発刊当初は科学に重点を置いた記事が掲載されていたが、徐々に戦時色が強まるにつれ[[兵器]]関係の記事が増えた。[[戦中]]は[[戦車]]や[[鉄砲]]などの[[戦争]]に関係あるものを扱って発行を続けた。戦局の悪化と共に紙質が低下し、カラー頁が減り、頁数も減っていった。り、1940年2月号より予約申込分のみ配本となり<ref>用紙節約の国策に沿ひ予約者にのみ配本『科学画報』1940年1月号</ref>、戦後も1955年前後(昭和20年代末)までこの状態が続いた。
 
執筆者は当時の科学界、産業界の第一線で活躍していた人物たちで、新発見や当時の天文現象や新技術をわかり易く解説していた。また、諸外国の新兵器の解説記事は現役の軍人が執筆する場合もあった。また、当時の少年向け科学誌の多分に漏れず、少年向けの科学小説が連載されていた。