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正書法の中には音韻的見地からみて合理的なものも多いが、通常は歴史的な理由・書きやすさ・形態音韻論的な理由など、音声学的理由とは異なる要因を考慮に入れる必要があるため、音声記号とは言えないのが普通である。
 
たとえば日本語のローマ字では[[高低アクセント]]を表記せず、「経営」を {{unicode|kêê}} ではなく {{unicode|keiei}} と書くなど、純粋に音韻的ではない。また中国語の[[ピン音|漢語拼音符号]]は「符号」と名がついているものの、「一」を実際の声調と無関係に必ず{{unicode|yī}} と書いたり、[[児化]]した音節は児化する前の綴りの後ろにrをつけるなど、形態的な要因を考慮しているため、やはり音声記号ではなく正書法である。
 
== 発音記号の例 ==