「質量保存の法則」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Hbsd (会話 | 投稿記録)
誤字修正
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
Syrotyna (会話 | 投稿記録)
9行目:
<!--{{要出典|date=2014年2月}}(日本の[[初等教育|小学校教育]]から[[中等教育|中学・高校教育]]までの理科の[[教科書]]というのは、必ずしも現代の自然科学を教えるものではなく、あくまで将来、大学や大学院でそれを学ぶための準備的なトレーニングをする、という位置づけなので)化学の分野でかつて信じられた法則にも教育上の有用性を認めてそれを教えており、あくまで子供向けなので、(相対性理論以降の考え方や自然科学史の詳細はとりあえず教えず)、「化学反応の前後で質量の総和は変わらない」とだけ説明されている。-->
 
無論、[[物質]]の根源に迫ることを目的とした[[素粒子論]]や[[宇宙論]]などの研究対象においては、質量保存の法則は全く成り立っていない。たとえば[[培風館]]の物理学辞典には、かつて「[[物質]]は不滅だ」などと考えられていた時代があったので、こうした法則が主張された<ref name="baifukan">{{cite|和書|title=物理学辞典|publisher=培風館|pages=1824-1825}}【物質】</ref>が、「こうした考えは捨てなければならない<ref name="baifukan" />」と書かれている。
 
[[核反応]]の世界では実験的に十分に測定可能なだけの質量変化が起こっており、反応の前後で元素の種類や各々の物質量も変化していく。さらに、[[素粒子論]]の世界では物質・質量の生成や消滅が広範に起こっている。これらの世界においては、質量保存の法則や物質の不変性・不滅性は全く成り立っていない。