「徳川熙」の版間の差分

| 氏名 = 徳川 熙

| 各国語表記 =

| 没生年月日 = [[19431916年]][[72月1215日]]（享年27）

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| 画像説明 サイズ =

| 渾名 画像説明 =

|渾名 生誕地 =

|生誕地 =
|死没地 = [[ソロモン諸島]][[クラ湾]]

| 所属政体組織 = {{JPN1947IJNAVY}}

| 指揮墓所 = [[谷中霊園]]

| 部隊署名 =

'''徳川 熙'''（とくがわ ひかるろむ<ref>霞会館[1996: 157]</ref>、[[1916年]]（[[大正]]5年）[[2月15日]] - [[1943年]]（[[昭和]]18年）[[7月12日]]）は、[[日本]]の[[大日本帝国海軍|海軍]][[軍人]]。最終階級は海軍[[少佐]]。父は[[徳川幕府|江戸幕府]]15代[[征夷大将軍|将海軍少佐]]・。[[徳川慶喜位階]]の九男では[[男爵従五位]]・。[[徳川誠勲等]]。母は[[名和長慶勲等|勲五等]]（男爵）の娘・霽子。妻は[[会津松平家金鵄勲章|功級]]当主・は[[松平保男金鵄勲章|功五級]]の五女・順子。

[[1916年]]（[[大正]]5年）[[2月15日]]、[[男爵]][[徳川誠]]の長男として生まれる。[[学習院中・高等科|学習院中等科]]を経て[[1938年]]（[[昭和]]13年）[[海軍兵学校 (日本)|海軍兵学校]]卒業。徳川は海兵65期で[[九軍神]]の一人[[岩佐直治]]、戦後[[海将]]となる[[石隈辰彦]]らが同期生である。[[太平洋戦争]]に際し中期の[[1943年]]（昭和18年）[[7月12日]]、[[呂一〇〇型潜水艦|呂一〇一潜水艦]]先任将校（水雷長）として戦死した。{{没年齢|1916|2|15|1943|7|12}}。

; 戦死状況 <ref>『艦長たちの太平洋戦争』「武運長久」</ref>

徳川は[[クラ湾夜戦]]が行われた直後、のちに「[[潜水艦]]の神様」<ref>『指揮官たちの太平洋戦争』｢「月明の出撃｣」</ref>と異名をとった[[船長|艦長]]・[[折田善次]]指揮のもと[[クラ湾]]の[[アメリカ軍|米軍]]上陸地点に潜入した。夜間、充電のため浮上し徳川は見張員2名とともに[[艦橋]]にあったが、米軍[[駆逐艦]]の[[レーダー]]射撃を受け徳川は被弾した。徳川は急速潜行を指示し、同艦は無事であったが、艦内に収容された徳川はすで既に戦死していた。遺骸は折田らによって[[ラバウル]]で[[水葬]]に付された。墓所は[[谷中霊園]]。

== 出典脚注 ==

* [[吉田俊雄佐藤和正]]　『指揮官艦長たちの太平洋戦争』　[[潮書房光人社]]〈光人社NF文庫 ISBN 4-7698-2134-4〉、2010年。

* 帝国秘密探偵社　『大衆人事録 東京篇』（第13版）』　帝国秘密探偵社、19391940年。

{{DEFAULTSORT:とくかわ ひかるろむ}}

[[Category:徳川慶喜家|ひかるろむ]]