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|英名=Lesser Cuckoo
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'''ホトトギス'''(杜鵑、[[学名]]:''Cuculus poliocephalus'')は、[[カッコウ目]]・[[カッコウ科]]に[[生物の分類|分類]]される[[鳥類]]の一種。特徴的な鳴き声と[[ウグイス]]などに[[托卵]]する習性で知られている(「ホトトギス目ホトトギス科」と書かれることもあるが、カッコウ目カッコウ科と同じものである)。日本では古来から様々な文書に登場し、杜鵑、杜宇、蜀魂、不如帰<ref group="注">「杜鵑」「杜宇」「蜀魂」「不如帰」などは、中国の[[故事]]「[[杜鵑の吐血]]」にちなむ。長江流域に[[蜀]]という傾いた国(秦以前にあった[[古蜀]])があり、そこに杜宇という男が現れ、農耕を指導して蜀を再興し帝王となり「望帝」と呼ばれた。後に、長江故事氾濫を治めるのを得意とする男に帝位を譲り、望帝のほうは山中に隠棲した。望帝杜宇は死ぬと、その霊魂はホトトギスに[[化身]]し、農耕を始める季が来るとそれを民に告げるため、杜宇の化身のホトトギスは鋭く鳴くようになったと言う。また後に蜀が[[秦]]によって滅ぼされてしまったことを知った杜宇の化身のホトトギスは嘆き悲しみ、「不如帰去」(帰り去くに如かず。 =帰ることが出来ない)と鳴きながら血を吐いた、血を吐くま鳴いた、などと言い、ホトトギスのくちばしが赤いのはそのためだ、と言われるようになった説明。</ref>、時鳥、子規、田鵑など、[[漢字]]表記や異名が多い。
 
== 形態 ==