「ヒョウタン」の版間の差分

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=== 容器 ===
[[File:Refreshing palm wine.jpg|thumb|left|200px|[[ヤシ酒]]の容器として([[コンゴ共和国]]、2008年)]]
果肉部分を除去し、乾燥させたものが容器として[[水筒]]や[[酒]]の貯蔵に利用されていた(微細な穴があるために[[水蒸気]]が漏れ出し、[[蒸発熱|気化熱]]が奪われるため中身が気温より低く保たれる)
 
軽くて丈夫なヒョウタンは、世界各国でさまざまな用途に用いられてきた。[[朝鮮半島]]ではヒョウタンをふたつ割りにして作った[[柄杓]](ひしゃく)や食器を「パガチ」と呼び、庶民の間で広く用いられてきた。また、[[アメリカインディアン]]は[[タバコ]]の[[パイプ]]に、[[南アメリカ|南米]]の[[アルゼンチン]]、[[ウルグアイ]]、[[ブラジル]]では[[マテ茶]]の茶器、また[[インドネシア]]・[[パプア州|イリアンジャヤ]]や[[パプアニューギニア]]などでは[[先住民]]によって[[コテカ|ペニスケース]]として使われている。
=== 脚注楽器 ===
[[画像:Guiro.png|thumb|50px|右|ギロ]]
ラテン音楽では、ヒョウタンの内側をくりぬき外側に刻みを入れて棒でこすったり叩いたりして演奏する[[ギロ]]と言う打楽器がある。
 
=== 加工方法 ===
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=== 中毒事例 ===
 
大阪府茨木市立小学校において、事前にヒョウタンの植物毒を認知していた校長から制止されたにも関わらず、これを無視した教諭が児童2828人にヒョウタン食べさせ、1717人が中毒症状を起こし懲戒免職になった事がある。(2013<ref>2013年11月15日08時01分 読売新聞より)</ref>。
 
「グリーンプラザ山長」(奈良県生駒市)が、生産した苗に誤って「育てて楽しい、食べておいしいシリーズ」のラベルをつけて出荷し、ホームセンター大手「ロイヤルホームセンター」(本社・大阪市西区)で販売された。このうち、押熊店(奈良市押熊町)の購入者から苗を受け取った知人の4040歳代女性が実を食べ、腹痛や吐き気などの症状を訴えて2日間入院したが命に別状は無かった。(<ref>2014年7月13日15時32分 朝日新聞より)</ref>。
 
== 意匠 ==
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File:FSbottlegourd.jpg|ヒョウタンを用いた容器(中国)
</gallery>
 
== 脚注 ==
<references />
 
== 備考 ==
*『[[清兵衛と瓢箪]]』([[志賀直哉]]作)
*「[[大井よさこいひょうたん祭]]」(毎年[[8月]]第1土曜日、日曜日)
 
==関連項目==
*[[ギロ]]
*[[ひさご]]([[1690年]]に刊行された俳諧集)
*[[ヒサゴ]]([[名古屋市]][[東区 (名古屋市)|東区]]に本社を置く事務用品メーカー)
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*[[瓢箪山駅]]([[瓢箪山駅 (愛知県)|名鉄瀬戸線の駅]]と[[瓢箪山駅 (大阪府)|近鉄奈良線の駅]]として存在する)
 
== 脚注 ==
<references />
 
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