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'''マイルズ リベルラ'''(M.35 、M.39 Libellula)は[[イギリス]]の[[マイルズ・エアクラフト|マイルズ]]が試作した串型翼をもつ[[航空機]]である。名前のリベルラはトンボの意味である。
 
小型、単発の戦闘機サイズのM.35とより大型のM.39が計画されたが、M35の原型機と、M.39の縮小モデルが試作され、試験されただけで終わった。両者の設計とも機体の後部の主翼に加えて、より小さい翼が機体の先端に串型配置で取り付けられた。[[エンテ型飛行機|先尾翼機]]に似た配置であるが、前翼はより大きな揚力を得ようとしている。前翼と主翼の高さはM.35が前翼を高くし、後翼を低翼配置としたのに対し、M.39Bは反対の構成とされた。
 
M.35はプロペラを[[推進式 (航空機)|推進式]]に配置した単発機で[[1941年]]に出図された。パイロット席は前翼の前に置かれ、良好な視界が得られた。飛行テスト機の製作はマイルス社の特徴である素早いペースで行われ6週間で飛行した。