「中央ハ」の版間の差分

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'''中央ハ'''(ちゅうおうハ)とは、[[ピアノ調律]]や弦楽器のチューニングに基準音としてよく使われる[[イ (音名)|イ (A)]]のすぐ下の[[ハ (音名)|ハ (C)]] 音のことである。[[ソルフェージュ]]では[[固定ド]]唱法の基準となる音である。A = 440[[ヘルツ|Hz]]であって、かつ十二[[平均律]]であるならば、261.62556530059863467785Hzの[[周波数]]、[[MIDI]]のノートナンバーは60(60(ただし、[[オルガン]]は[[ピアノ]]の[[周波数]]と比べて1[[オクターブ]]低い[[音域]]にシフトされているためノートナンバーは72)72)、日本式表記は一点ハ、国際式表記はC4である。また、日本では一般に「真ん中のド」というと中央ハのことを指す。単に「ド」という場合もある。
 
正しくは、[[周波数]]目盛りから読み取れば、中央のA音( (A) 音440[[Hz]]440HzE( (E) 音はその3/4の330[[Hz]]330HzC( (C) 音は3/5の264[[Hz]]264Hzになっている。
 
[[ソプラノ]]の最[[音高|低]]音に近く、多くの女性や未[[変声]]の男性が出すことの出来できる最低のハ (C) 音である。[[バス (声域)|バス]]の最[[音高|高]]音に近く、変声を終えた多くの男性が[[ファルセット]]を使わずに出すことの出来できる最高のハ (C) 音である。
 
普通の[[フルート]]、テナー[[リコーダー]]の最低音である。[[オーボエ]]、[[クラリネット]]、[[トランペット]]、[[ヴァイオリン]]の出すことの出来できる最低のハ (C) 音である。[[ヴィオラ]]の最低音より1[[オクターブ]]高く、[[チェロ]]の最低音より2オクターブ高い。[[ピアノ]]では、鍵穴のすぐ左のハ (C) 音である。
[[Imageファイル:Middle C in four clefs.svg|frame|音部記号ごとの中央ハ。左から[[ト音記号]](ヴァイオリン記号)、[[アルト記号]]、[[テノール記号]]、[[ヘ音記号]](バス記号)]]
 
[[Imageファイル:MiddleC-Keyboard.png|frame|none|通常の88鍵の[[ピアノ]]における中央ハの位置]]
[[Image:Middle C in four clefs.svg|frame|音部記号ごとの中央ハ。左から[[ト音記号]](ヴァイオリン記号)、[[アルト記号]]、[[テノール記号]]、[[ヘ音記号]](バス記号)]]
[[Image:MiddleC-Keyboard.png|frame|none|通常の88鍵の[[ピアノ]]における中央ハの位置]]
 
[[Category:音律|ちゆうおうは]]