「安部英」の版間の差分

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弁護側は安部の逮捕・起訴について処罰感情を煽るマスメディアとそれに迎合した検察側の行き過ぎた行為であったと主張している<ref>[[武藤春光]]、[[弘中惇一郎]]・編著 安部英医師「薬害エイズ」事件の真実 誤った責任追及の構図 ISBN 978-4-87798-386-4([[現代人文社]]、2008年)</ref>。
 
ジャーナリストの[[櫻井よしこ]]が「安部元副学長が製薬会社、[[ミドリ十字]]のために加熱製剤の治験開始を遅らせた」などと記述したことについて、安部が損害賠償などを求めた民事訴訟では、一審は記事内容に真実性があるとして安部の全面敗訴、二審は記事内容を真実ではなく真実相当性がないとして安部の逆転勝訴、最高裁は記事内容を真実ではないとした上で真実相当性があったとして安部の逆転敗訴となった<ref>朝日新聞 2005年06月16日 夕刊 1社会 「桜井よしこ氏逆転勝訴 最高裁「表現、違法性ない」 薬害エイズ名誉棄損訴訟」</ref>。また、加熱製剤の治験の時期などに関する記事で[[毎日新聞]]と[[サンデー毎日]]に損害賠償を請求した民事訴訟でも、一、二審、最高裁共に安部側が敗訴となった<ref>朝日新聞 2005年06月22日 朝刊 3社会 「毎日新聞社、勝訴が確定 薬害エイズ名誉棄損 最高裁」</ref>。
 
一方、[[新潮社]]が[[週刊新潮]]の記事で「大量殺人の容疑者」などと記述したことに関する民事の損害賠償請求裁判では、一、二審、最高裁共に安部側の勝訴となり、300万円の支払いが新潮社側に命じられた<ref>朝日新聞 2005年06月16日 夕刊 1社会 「新潮社、敗訴 一、二審判決確定 薬害エイズ名誉棄損訴訟」</ref>。