削除された内容 追加された内容
24行目:
日本では、[[奈良時代]]に渡来した様式から、次第に和様式となったものが好まれるようになり、[[有職文様]]にもちいられた<ref name=shincho/>。中世をさかいに、[[キリ]]、[[フジ]]、松竹梅など身近な<ref name=shincho/>種類の植物にうってかわるようになり、染織、織物、蒔絵などにもちいられた<ref name=kojien2/>。[[名物裂]](めいぶつぎれ)にも、金蘭唐草文などの例が認められる<ref name=shincho/>。
 
現在、一般に「唐草模様」として認識されることが多いのが、緑地に白の唐草模様ある[[風呂敷]]のそれで、[[獅子舞]]のかぶり物としてお馴染みであり、[[漫画]]や[[コント]]の中では[[泥棒]]の小道具としての印象もある。図案化が進み、葉に当たる部分などは簡略化されほとんど原形をとどめていない。
 
蔓草の生命力を発展に結び付けて一種の[[吉祥文様]]として日用品などに使用されることが多い{{cn|date=2012年4月}}。