「宇治大納言物語」の版間の差分

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'''宇治大納言物語'''(うじだいなごんものがたり)は[[平安時代]]の説話集。成立年不明。編者は[[『宇治拾遺物語』]]序によれば[[源隆国]]とされる。[[『今昔物語集』]][[『古本説話集』]]のもとになった説話集であると推定されるが、散逸して今に伝わらない。
 
==名称==
名称は様々で、『中外抄』には「大納言物語」、七巻本『宝物集』には「宇治大納言隆国ノ物語」、『古今著聞集』序には「宇県亜相物語」とある。
 
==内容==
散逸したため、内容の詳細は不明である。[[『宇治拾遺物語』]]序文によれば、インド(天竺)、中国(震旦)、日本の三国にわたる様々な種類の説話を含み、十四帖(十五帖とも)から成るものであったという。
 
==参考文献==
・野口博久「宇治大納言物語」、『日本古典文学大辞典』(1983)、岩波書店