「トップリフター」の版間の差分

全体的に加筆しました。
(全体的に加筆しました。)
[[画像:24トントップリフター.jpg|250px|thumb|荷役作業中のトップリフター]]
'''トップリフター'''とは、ISO(国際標準化機構)規格を満たす貨物用コンテナ(所謂、海上コンテナ)の天板四隅に在る[[緊締装置#ツイストロック|ツイストロック]]ホールに嵌合してコンテナを吊り上げる「スプレッダー」を装備したフォークリフトの一種であり、主にISO規格20[[フィート]]以上の[[コンテナ]]積み降ろしたりやコンテナ取扱事業所内の移動したりすに用いられ荷役車両。一般的な[[フォークリフト]]が貨物の下面にフォーク(爪)を挿入して貨物を下支えして昇降させるの違い、上から引き吊り上げるようなかたち機構でありフォークとっ装備していないが、日本の法令ではフォークリフトとして扱われる。
 
== 構造 ==
車体構造は通常のカウンターバランス形フォークリフトに準じるが、重量の重い実入り海上コンテナを多段積みするために車体高さよりも高く剛性に優れる2段伸縮マストを装備し、鉄道貨車や道路輸送用トレーラーシャーシに積載されたコンテナ上面の安全確認やスプレッダー嵌合操作の利便性を考慮して運転者座席を路面上4~5メートルに設けたものが多用されている。<!--扱う会社ではコンテナを高く積めるようにキャブを嵩上げしていることが多い。コンテナを吊り上げる装置はスプレッダーといい、コンテナの長さに応じて幅を変更できる。スプレッダーの端部にある[[緊締装置#ツイストロック|ツイストロック]]でコンテナを固定する。コンテナの固定状況は運転席の表示灯で確認できる。-->
 
コンテナを吊り上げる装置は、コンテナの長さに応じて幅を伸縮調節できる機能を備えており「スプレッダー」と称呼されている。日本では、スプレッダー左右の[[緊締装置#ツイストロック|ツイストロック]]ピン中心間隔で6060mm~12.200mmに伸縮できるものが多用されており、これはISO規格コンテナの20[[フィート]]から40[[フィート]]に対応するものである。
荷物を収容した実入りコンテナを扱うものでは4本の[[緊締装置#ツイストロック|ツイストロック]]ピンをコンテナと嵌合するが、荷物を収容していない空コンテナ専用のトップリフターでは車体寄り左右2箇所の[[緊締装置#ツイストロック|ツイストロック]]ホールのみに嵌合する「2ピン スプレッダー」を装備したものがあり、「空バンスプレッダー」または「空バン用リフター」と称呼されている。
 
スプレッダーとコンテナの嵌合(連結)は、スプレッダー四隅下面に設けられた長円形断面の[[緊締装置#ツイストロック|ツイストロック]]ピンをコンテナ上面四隅に設けられた長円形の[[緊締装置#ツイストロック|ツイストロック]]ホールに差し込み、スプレッダー側の[[緊締装置#ツイストロック|ツイストロック]]ピンを90度回転(ロック)させて結合する。
なお、[[緊締装置#ツイストロック|ツイストロック]]ピンは、4本全部がコンテナ上部の4隅の[[緊締装置#ツイストロック|ツイストロック]]ホールに確実に入った状態でないと回転(ロック)できない。また、コンテナが完全に着床した状態でなければロック位置からアンロック位置への操作を受け付けないインターロック方式になっている。
スプレッダーを上下に昇降させる「リフトレバー」は、[[緊締装置#ツイストロック|ツイストロック]]ピンが回転0度の「アンロック」の位置か回転90度の「ロック」位置でないと操作できないようなインターロック方式を採用して、[[緊締装置#ツイストロック|ツイストロック]]ピンの挿入や回転が不完全な「半ロック」状態ではスプレッダーを上昇させられないようになっており、コンテナ荷役運転中の落下事故を防止している。
 
[[緊締装置#ツイストロック|ツイストロック]]ピンの位置やインターロック装置の状態は、運転席メーターパネルに設けられた表示灯または情報モニターで表示される。
最新の機種では、吊り上げたコンテナの重量を表示する装置、[[緊締装置#ツイストロック|ツイストロック]]ピンの状態を画像表示するカメラとカラーモニター、嵌合したコンテナに貼付されているICタグ(電子荷札)を読み取ってGPS位置情報と共に管理事務所へ無線送信する装置、管理事務所から無線送信される作業スケジュール情報を受信して次に扱うコンテナと移動先を表示指示するコンピューターを搭載したものが多い。
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