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Seisato (会話 | 投稿記録)
晉書
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典型的な北方系の王権起源神話であり、元来は高句麗を経由して入ってきた夫餘系の神話だった<ref>今西龍「檀君考」『朝鮮古史の研究』</ref>と考えられている。日本の天孫降臨神話とも同類型である。虎と熊は所謂[[バナナ型神話]]であるが、[[インド・ヨーロッパ語族]]の[[ジョルジュ・デュメジル#三機能仮説|神話の三機能体系]]がみられ、[[大林太良]]は桓雄が第一機能(主権)、熊と虎が第二機能(戦闘)、熊が第三機能(豊穣)をあらわしているとした。また天符印も[[高句麗]]神話や日本神話等と共通する3つのレガリアであるが、これも[[スキタイ]]神話や[[ケルト神話]]における三機能を象徴する王位の宝器と同様である<ref>大林太良『東アジアの王権神話 日本・朝鮮・琉球』(弘文堂、1984年)、吉田敦彦『日本神話の源流』講談社現代新書 (1976)他</ref>。
 
== 晉書 ==
桓雄,長沙人也。少仕州郡。譙王承為湘州刺史,命為主簿。王敦之逆,承為敦將魏乂所執,佐吏奔散,雄與西曹韓階,從事武延並毀服為僮豎,隨承向武昌。乂見雄姿貌長者,進退有禮,知非凡人,有畏憚之色,因害之。<ref>[http://zh.wikisource.org/wiki/%E6%99%89%E6%9B%B8/%E5%8D%B7089#.E6.A1.93.E9.9B.84 晉書/卷089]</ref>
 
 
== 20世紀の偽書における桓雄 ==