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{{Otheruseslist|ブロードウェイ・ミュージカル|ミュージカルの映画化作品|コーラスライン (映画)|[[野口五郎]]のシングル曲|コーラス・ライン (野口五郎の曲)}}
'''コーラスライン'''('''''A Chorus Line''''')とは、
*稽古で舞台上に引かれるラインのこと。コーラスつまり役名のないキャスト達が、ダンス等でこれより前に出ないようにと引かれる。メインキャストとコーラスを隔てる象徴ともなっている。
*[[1975年]][[7月25日]]に初演された[[ブロードウェイ]][[ミュージカル]]。[[マイケル・ベネット]]原案、[[振付]]、[[演出]]。[[マーヴィン・ハムリッシュ]][[音楽]]。本項で解説。
*上記のミュージカルを原作として[[1985年]]に制作された[[アメリカ映画]]。[[リチャード・アッテンボロー]]監督、[[マイケル・ダグラス]]出演。'''[[コーラスライン (映画)]]'''を参照。
*[[野口五郎]]のシングル。'''[[コーラス・ライン (野口五郎の曲)]]'''を参照。
 
*『'''コーラスライン'''』('''''A Chorus Line''''')は、[[1975年]][[7月25日]]に初演された[[ブロードウェイ]][[ミュージカル]]。[[マイケル・ベネット]]原案、[[振付]]、[[演出]]。[[マーヴィン・ハムリッシュ]][[音楽]]。本項で解説による
==ミュージカル==
舞台はブロードウェイの[[劇場]]で、コーラスラインの[[オーディション]]に参加する[[ダンサー]]達を描く。
 
*舞台はブロードウェイの劇場で、コーラスラインのオーディションに参加するダンサーたちを描く。「コーラスライン」とは、稽古で舞台上に引かれるラインのことで、コーラスつまり役名のないキャストたちが、ダンス等でこれより前に出ないようにと引かれる。メインキャストとコーラスを隔てる象徴ともなっている。
初演([[1975年]])から[[1990年]][[4月28日]]の千秋楽まで6137公演という当時としては最長の[[ロングラン公演]]記録をたて、[[1976年]]の[[トニー賞]]では最優秀ミュージカル賞をはじめ9部門獲得した。ブロードウェイでは『[[キャッツ (ミュージカル)|CATS]]』に抜かれるまで、最長の[[ロングラン公演|ロングラン記録]]を持っていた。
 
1975年の初演([[1975年]])から[[1990年]][[4月28日]]の千秋楽まで6137公演という当時としては最長の[[ロングラン公演]]記録をたて、[[1976年]]の[[トニー賞]]では最優秀ミュージカル賞をはじめ9部門獲得した。ブロードウェイでは『[[キャッツ (ミュージカル)|CATS]]』に抜かれるまで、最長の[[ロングラン公演|ロングラン記録]]を持っていた。
制作に1年を掛けた。
 
制作に1年をている
 
[[2006年]]10月5日からブロードウェイの・ショーエンフェルド劇場(Schoenfeld Theatre)でリバイバルされたが、2008年8月17日に759公演でクローズした。
 
[[2006年]]バージョンはそのオーディションの模様がドキュメンタリー映画として撮影され、日本では『[[ブロードウェイ♪ブロードウェイコーラスラインにかける夢~]]』として2008年10月に公開された。
 
2009年と2011年には来日公演も行われている。
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日本では[[劇団四季]]によって[[1979年]][[9月24日]]に初演を迎え、以来断続的に上演されており同劇団の歴史的に重要なレパートリーの1つである。日本版上演にあたり、演出家・[[浅利慶太]]は台本の1行1行全ての説明をマイケル・ベネットから直接聞いたという。初演の舞台稽古にはベネットも訪れた。
 
== ストーリー ==
N.Y.ブロードウェイ。幕が上がると、新作のためのオーディションの真っ最中。新進演出家ザックの元に集まった大勢のダンサーの中には、ザックの元恋人・キャシーの姿もあった。彼女はかつてスポットライトを浴びたこともあるもののハリウッドに進出して挫折、一からやり直すつもりで再びブロードウェイに戻ったのだった。<br>

厳しいオーディションに合格したとしても手に入るのは「コーラス」、つまり無名の脇役。「君たちはスターを彩る額縁、誰も僕の目を惹いてはいけない」とザックに宣告され、それでもダンサーたちはたった8人の採用枠に残るために自分のすべてを賭ける。「君たち自身を知りたい」というザックの問いかけに、躊躇しながらも赤裸々に自分の人生について語り始める・・・
 
== ミュージカルナンバー ==
*''I Hope I Get It''
*''I Can Do That''
*''At the Ballet''
*''Sing!''
*''Hello Twelve, Hello Thirteen, Hello Love(Montage)Love (Montage)''
*''Nothing''
*''The Music and the Mirror''
*''Dance: Ten; Looks: Three''
*''One''
*''What I Did for Love'' (愛した日々に悔いはない)
*''One'' (Reprise)
*One(Reprise)
 
== 逸話 ==
*原題:A ''"A Chorus Line"'' につく[[冠詞]]の 'A' は、[[新聞]]の劇場欄で先頭に記載されることを期待して付け加えられた。
*作者は、[[ウォーターゲート事件]]に対する反発からこのミュージカルを製作汚れたヒーローではなく、正直なマイノリティ(脇役)を描いた。
*ストーリーの途中、オーディションを受けるダンサーたちが語った告白の一部は、実話を元にして取り入れたものである
*代表曲の「One」は、日本では[[キリン一番搾り生ビール]]のCMなどで使用された。
*801980年代から901990年代にかけて[[西武ライオンズ]]の選手全員が観覧に来るのが名物だった。
 
== パロディ ==
*[[浪花座コーラスライン]]:[[1987年]]に関西テレビで放送されたミュージカル特番。[[大竹まこと]]らが出演。
 
== 関連項目 ==
*[[ショー・チューン]]
 
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{{トニー賞 ミュージカル作品賞}}
[[Category:舞台]]
[[Category:1970年代のミュージカル]]
[[Category:劇団四季の上演作品]]
[[Category:トニー賞]]
[[Category:ブロードウェイ・ミュージカル]]
[[Category:ニューヨーク市を舞台とした舞台作品]]