「技術・家庭」の版間の差分

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== 名称 ==
一般に「・」(中点)を発音せずに「ぎじゅつかてい」と呼称するために、学校教育関係者や教育学研究者でさえ「技術家庭」と誤記する場合が少なくない。一部の技術科教育研究者の間では、長年にわたる「技術」(いわゆる「'''技術科'''」)と「家庭」(いわゆる「'''家庭科'''」)との複雑で微妙な諸関係を意識して、特に「ぎじゅつ'''ぽつ'''かてい」と呼ぶならわしがある。中学校現場においては、しばしば「ぎか」(技家)という省略形が用いられる。
 
「[[技術 (教科)|技術]]」と「[[家庭 (教科)|家庭]]」は、学習指導要領上は単一教科の扱いになっているものの、[[教育職員免許法]]上は別教科の扱いになっている。そのため、「[[家庭 (教科)|家庭]]」免許しか所持していない教諭が、「[[技術 (教科)|技術]]」の授業を受け持つことはできない。また、「[[技術 (教科)|技術]]」免許しか所持していない教諭が、「[[家庭 (教科)|家庭]]」の授業を受け持つことはできない。こうした[[不整合]]にも、「技術」と「家庭」をめぐる「複雑で微妙な諸関係」(前述)の一端をみてとれる。